高祖：素晴らしい。
叩かれたり、どなりつけられたりするのは自分が悪いからではなく、
それはおかしいことだと気づき、言えるような子どもの権利教育が必要です。
子どもオンブズパーソンなどの窓口で相談ができ、その相談をしっかり受けとめてくれる専門の方がいて、
場合によっては施策にも組み込んでいくようなことが体系的にできれば本当に素晴らしいと思います。
期待しております。

市長：先ほど「なかなかSOSを出しにくい方をどうしたら支援できるか」というお話がありました。
相談してもらう敷居が高く、その結果、悲惨な虐待につながってしまうということがあり、
以前に比べれば国、東京都、各自治体で対策をとっていますが、まだまだ不十分です。
相談支援のハードルを下げるためには、どのようなことをすればいいでしょうか。

高祖：私は育児誌の編集長をしていた際に海外の状況を取材したのですが、
海外の女性は、「私、これやりたいからあなた手伝って」みたいな夫婦間のコミュニケーションがすごく活発でした。
日本では遠慮がちなママたちも多く、声を上げにくい状態になっていることもあると思います。
相談のハードルを下げるためLINE相談などで相談の入り口を増やすのも一つですが、
やはり相談する人の顔が分かるほうが安心できますね。
ファミリー・アテンダント事業でおうちに育児グッズを持ってきてくれた人に
心配ごとを気軽に話すことができるようになると、とてもいいと思います。
日本人は知らない人には相談しにくい傾向もあるようで、顔が分かっていると相談のハードルが下がってくるのかなと思います。

市長：そういう人のつながりをうまく作って、
この人だったら話ができるというキーパーソンが相談支援の中で活躍できるということですね。
もう1つ伺いたいのが、子どもの分野にはさまざまな行政が関わっていますよね。
例えば虐待だったらケースワーカー、母子保健の保健師、生活保護のケースワーカーなどですが、
そういうさまざまな方々が関わる場合の相談支援のネットワークが難しいと感じています。
例えば児童相談所とその地域の子ども家庭支援センターとの連携がうまくいっていなかったことが原因で
悲惨な虐待死を招いてしまうなど、その辺りが課題だと感じているのですが。

高祖：そこは、どこの自治体も苦労されていると思います。
私はやはり顔が見える関係が大切だと思うので、各機関が集まった合同研修などを年に1、2回でもするといいと思います。
あと「連携しましょう」とか、「見守っていきましょう」という言葉が並びますが、
連携ってそもそも具体的に何をするんだろう、見守っていきましょうって、誰がどのように見守るのかということですね。
言葉では分かっていても、結局、誰も見守っていないということにもなりかねません。
「子育てひろばに週2回ぐらい来る親子に話しかけたり、様子を確認するようにします」みたいな感じで、
できるだけ具体的にしていくことが必要だと思っています。

市長：日野市は虐待についてはかなり介入的な支援をしています。
一方で、例えば母子保健や女性相談では寄り添う支援です。
ただ、寄り添う支援と介入的支援はぶつかることがあるんですよね。
そのあたりはどのようにしたら良いでしょうか。

高祖：確かに難しいですね。
でも一番大事なのは、私は子どもの命だと思います。
子どもの命が危ないかもしれないのに、
親との関係を重視するあまりに保護した子を家に帰してけがや命を奪われてしまうこともありますね。
子どもの命を最優先にして毅然として対応することはとても大切だと思います。
また、子どもになぜ自分はここに保護されて来たのか、いつまでいるのか、この先どうなるのかなど、
状況をよく説明していないケースも多くあります。
虐待を受けて家の中で過ごすことが怖い子は、そもそも大人と一緒の屋根の下で暮らすこと自体が難しい子もいますから、
子どもの気持ちを聴きながら一緒に考え、丁寧に伝えていくことも必要なのかなと思っています。


◆5月に子ども包括支援センター「みらいく」を開設～さらなる子育て支援の起点に

市長：日野市は令和2年から子ども包括支援センター「みらいく」の開設準備をしてきました。
健康課にあった母子保健部門を子ども家庭支援センターに統合し、
加えて保育園を所管する保育課、子どもの活動を包括的に所管する子育て課など、
子育てに関するすべての機能が一つの建物に入って総合的な連携体制を構築します。
これは、こども家庭庁の構想をそのまま先取りする形です。
その中で子どもなんでも相談を始めます。
そこに子どもオンブズパーソンなどがすべてつながる。
新しい子育てひろばもありますし、今まで手薄だった中高生世代への支援にも着手します。
5月からスタートをする「みらいく」。
ここを起点に子育て支援をさらに進めていきたいと思っています。

高祖：本当に素晴らしいと思います。
縦割りの問題も一つの場所に集まっているだけでコミュニケーションがスムーズになることも多いと思っています。
子育ての悩みって一つではなく、つながっていますよね。
障害のある子だったり、介護しながらの子育てだったり、この分野はこの部署が担当と明確に分けられないので、
子育て支援を統括する「みらいく」のような場所があるのはすごくありがたいなと思います。
あと、中高生世代の居場所が本当に少ないので、それも作ってくださるのはすごくいいなと思います。

市長：日野市の発達・教育支援センター「エール」にはスクールソーシャルワーカーが配置されていますが、
今後はエールとみらいく両方に席を置いてもらい、学校とも連携を図ります。
また、小・中学校には1人1台パソコンが配備されておりますので、そこから相談も受けられるようにしたいと思ってます。
あとヤングケアラーの対策。
今年度中に支援の基本的な考え方をまとめ、来年度には支援の連携の核となる人材（コーディネーター）を配置したいと考えています。
いろいろなケースがあり、簡単には進まないのですが。

高祖：相談窓口があるのは大きいですね。
国にはスクールカウンセラーを学校に常駐させて欲しいと思っています。
まずは子どもが相談しやすい環境づくり、そして子どもの権利。
ぜひ、子どもの権利について子ども自身が学べる機会を作っていただければと思っています。
家族の世話や家事で宿題をする時間がなくなっちゃったとか、学校を休まなきゃいけないとか、
それはお手伝いの範囲を超えてるよ、それは行政のいろいろな支援を使っていいんだよということに気づいてもらうためにも、
子どもたちが権利について学ぶことが必要だと思います。
あと、国も言っていますが、やはり男性の育休取得ですね。
共働き家庭が多いので、働くことと子育ての兼ね合いがうまくいかない家庭もすごく多い。
市内企業に向け、働き方改革なども含めて、ぜひ市長からお声掛けいただければと思います。


◆子育てしたいまち・しやすいまちに

高祖：目指すところは、子どもが欲しい人が安心して産み、育てられる環境・社会になることですよね。
今その部分が不安だらけです。
経済面もですし、いじめや不登校などもあります。
今は相談先もいろいろあり、それぞれの自治体での施策もありますが、
何か困った時に、まず自分で調べて自分で届けを出しに行かなければいけない。
本人が能動的に動かなければ事態がなにも解決しないことは課題だと思っています。
子育てについての調査で、だれが子育てについて責任を持つかという問いに、
スウェーデンやドイツは「国が責任を持つ」という答えが多く、日本は「親が責任を持つ」という答えが断然トップでした。
子育てについて国が責任を持ってくれるという安心感があれば、虐待やイライラを子どもにぶつけてしまうことも減ると思います。
養育者にいろいろな不安が重なってしまった結果、子どもにストレスを爆発させてしまい、虐待につながってしまうのです。
いかに安心・安全な子育て環境を保てるかが大事です。
今は「子育ては大変」というイメージが大きいですが、子育てって楽しいこともいっぱいあります。
子育ては楽しいなと思う人が増えれば、産みたい人が産める社会になるのではと思っています。

市長：日野市は子育てしたいまち、しやすいまちを目指してきました。
先ほど申し上げましたように、今年動き出す「みらいく」を中核に新しい展開が始まります。
子どもが安心して育つことができるためには、社会が構造的に変わる必要があると思います。
子育てしている方に安心感を与えられるかは、行政として大きな課題です。
これは一朝一夕でできる話ではないですが、さまざまな施策を市民の方に働きかけ、浸透させていく。
さまざまな方にご指導をいただきながらやっていきたいと思っています。

高祖：ぜひよろしくお願いします。
期待しています。

市長：本日はありがとうございました。



◎2月から開始
日野市ファミリー・アテンダント事業

〈東京都〉
マネージャーの育成
アテンダント研修支援など
ファミリー・アテンダント事業の財政支援

〈日野市〉
マネージャーの育成
ファミリー・アテンダントの活動支援
活動マニュアルの提供

〈東京都と日野市〉
連携・事業スキームの調整など

〈日野市→委託：NPO法人日野子育てパートナーの会〉
アテンダントマネージャー3人程度…支援活動の調整役
寄り添いアテンダント20人程度…伴走型支援
→子育て家庭
従来の拠点型支援や家事支援に加え、多様なニーズに応えられるアウトリーチ型支援（訪問型）を充実強化
・未就園児のいる希望家庭を訪問し、伴走支援
・多様なニーズに対応（話を聴く、一緒に子どもと遊ぶ、市役所や病院に一緒に行くなど）

〈日野市と連携：日野市民生・児童委員〉
見守りアテンダント120人程度
おおむね6カ月児までの乳児がいる世帯を訪問
状況把握
→子育て家庭
従来の拠点型支援や家事支援に加え、多様なニーズに応えられるアウトリーチ型支援（訪問型）を充実強化
・担当家庭の状況把握
・育児支援品の提供
・相談支援
・地域の情報提供
・伴走型支援の紹介など



◎子ども包括支援センターみらいく
すべての子どもの健やかな成長を切れ目なく支援する子ども・家庭・地域の子育て機能の総合支援拠点

〈新〉子どもなんでも相談
子育てサービスのことをもっと知りたい！

〈新〉中高生世代専用の居場所
自習スペース、中高生世代対象のイベント！

〈新〉子育てひろば
乳幼児とその保護者の遊び場・相談の場

〈充実〉児童虐待の予防・対応強化
子育ての不安感や負担感を解消します


◆施設機能
1階
子育て課
保育課

2階
子ども家庭支援センター

3階
子育てひろば
中高生世代スペース
多目的室

開設：令和6年5月27日（月）（予定）
所在地：日野市神明1丁目13番地の2
※市役所本庁舎隣